僕とオカンと時々ケータイ
・イマドキのケータイ事情
今や携帯電話というのは生活必需品、なんならライフラインの一部になりつつある人もいるのではないか。いや、別にケータイが無くともライフのラインが途絶えるわけでもないし、連絡手段も文を使えば味さえ出る。
それでも「ケータイ無いと生きてけない~」なんて言ってる頭の中ハッピーな連中もいるということは、つまりそういうことなのだろう。
まぁ、俺のことだけど。
今日はそんなライフラインになりつつあるケータイ(スマホ)を持ったオカンの話です。
・のっとりの話
出勤中、SMSが届いた。
俺のケータイの中には一人も連絡先が入っておらず、LINEで全て賄っている。それでも知り合いの電話番号やメールアドレスくらいは覚えているので、そのSMSの差出人も電話番号の表示のみで誰か分かった。
オカンだった。
どうやらLINEが使えなくなったらしい。
もはやLINEが使えないという事とその報告をSMSで送ってくるという時点で察したが、一応確認してみる。
俺「4桁の番号教えてとか聞かれた?」
オカン「聞かれた」
俺「教えちゃったんですね」
オカン「教えちゃったんです」
俺「のっとりですね」
オカンのLINEはのっとりにあったのだった。
実はLINEの作り方を使った巧妙なのっとり被害が多発しているのだ。
晴れてその被害者の一員となったオカンはあたふた。
まぁ無理もない。
今までのツム○ムのデータやタン○ンのデータがパァなのだから。
そこでケータイに無駄に詳しい息子である俺に聞いてきたというわけである。
親孝行な息子は、即座にLINEの運営にのっとられたアカウントの停止と経緯、アカウント復旧と発行許可を求めるように指示。そしてゲームデータに関してもツ○ツムとタ○タンの各運営に復旧の依頼を申請するよう指示。
なんて的確で迅速な指示なんだと自画自賛しつつ、後は運営次第だったので天啓を待つしか俺には力になれなかったのだった...。
・後日談
後日オカンからメールが。
まずLINEに関しては友達情報とグループ情報は消えてしまったものの、アカウントの再発行ができたとの報告が。そしてゲームデータに関してはツム○ムは完全復旧、タン○ンは残念ながら復旧不可との事だったが、お詫びとして200ダイヤが付与されたとのこと。
・まとめ
今回の一件はかなり被害を最小限に抑えることができたほうだと思う。
被害を抑えるポイントとなった項目は下記のとおり。
1.LINEがのっとられてから運営に報告するまでが早かったこと。
2.それぞれのゲームで課金履歴があったこと。
3.各運営に対し明確な経緯を伝えることができていたこと。
ただ、このポイントを抑えていたからといって必ずしもアカウントやデータが復旧するとは限らないので、オカンは運が良かったんやなくらいに思っていただければと。
とりあえず今までと大差なくLINEもゲームもできてよかったね、オカン!